
木村萌那が2RTKO勝ちで3連勝、「止めるのが遅すぎ」の声
Satoko Ozawa vs. Moena Kimura — Kimura's Round 2 TKO win at Krush.177
木村萌那が小澤聡子を相手に2R1分8秒のTKO勝ちを収め、キックボクシング転向後3連勝を飾った(Krush.177・6月27日・後楽園ホール)。パンチと前蹴りで小澤を出血させ、レフェリーが試合を止めての決着だった。コメント欄では、蹴りだけでなくパンチの精度まで上がった木村の進化――魔裟斗のアドバイスを取り入れたという声も――への称賛が相次ぐ一方、『止めるのが遅すぎ』というストップのタイミングへの疑問や、実力差の大きいマッチメイクそのものを問う声も一定数上がり、賛否が交錯する流れになった。最後は、批判的だった側も含めてコメント欄が珍しく一致する一言で締めくくられる。
Krush.177(6月27日・後楽園ホール)の女子フライ級戦、小澤聡子と木村萌那の一戦は2R1分8秒、木村のパンチと前蹴りで小澤が出血し、レフェリーが試合を止めるTKO決着になった。木村にとってはキックボクシング転向後3連勝目。40代のベテラン小澤との一戦は、動画のコメント欄でも様々な角度から語られた。
“40代でリングに上がる小澤選手 闘争心にリスペクト🫡”
- “40代!?”👍4
- “k1グループの女子選手で過去一華がある。勝ち続けて、看板選手になってほしいな!”👍348
まず目を引いたのは、なぜこのカードが組まれたのかという疑問だった。
“モナが強すぎてマッチングしてもらえないんだよ。声かけても逃げられる。やっと試合組んでくれたのがベテランの小澤選手。ベテランらしく強い気持ちを見せてくれたと思います”
- “個人的にはこの説を推したいかなぁ。 小澤選手に頑張ってもらいたいと思ってる周りのプッシュもあったはず。 何はともあれ両選手お疲れさまでした。”👍42
- “わからんけど普通にKrushタイトルマッチとかK-1行くとかしたらいいんじゃね?”👍5
実際の試合内容に話が移ると、注目されたのは木村の蹴りだけではなかった。
“蹴りに目が言っているけど…パンチのキレが半端ない。パンチの打ち方上手い!”
- “ボクシング経験者で実はパンチが得意って、もう嫌すぎる〜 上下の蹴り分けの見極めも大変だし、蹴りに警戒していたらパンチくるし、もう… 戦いたくない相手”👍28
- “パンチ重いね。ズシッと相手の動き止まるし。近距離でもアゴに蹴りが伸びてくる。さらに左利き。間合いの練習も出来ん。”👍16
- “構えがボクシングだからね、男子だったら通用しない構えだな”👍3
その進化の理由として名前が挙がったのが、コーチとして知られる魔裟斗のアドバイスだった。
“魔裟斗のアドバイスでパンチでKO狙いに行っててかなり良くなってますねー 上下の打ち分けでボディ打ちもあればもっとストレート、ジャブもクリーンヒットしそう これから期待の選手なのでベルトかけての良いマッチングで試合観たい”
- “そうなんだ。確かに蹴りが独特で目が行って動画見てしまいましたが、内容は左ストレートが強烈なのに右のジャブもフックもうまいので、先制が当たると相手は何をして良いのか分からなくなりますね”👍11
- “1戦目、2戦目と今回だとかなりファイトスタイル変わってますよ 1、2戦目はバズったスタイルの前蹴り主体で戦ってましたが、今回はパンチ意識してワンツーやジャブ中心に戦ってしっかりKO狙う立回りでしたし、一度魔裟斗チャンネルの木村選手が出てる動画見てみては?”👍13
試合は2R、木村のパンチと前蹴りで小澤が出血し、レフェリーが止める形で幕を閉じた。だがこのタイミングを巡っては賛否が分かれた。
“実力差ありすぎというより 止めるのが遅すぎ”
- “そうですよね 裁判は失格”👍10
- “試合開始から30秒もしない内に勝負の行方が分かった、実力差があり過ぎた。 もっと早くセコンドがタオルを入れるべき。”👍9
止めるタイミングへの疑問は、やがてマッチメイクそのものへの疑問にも発展していった。
“小澤42戦やって12勝26敗4分って出てたけれど、、、このレベルの選手と試合組んじゃダメでしょう。差がありすぎる。”
- “カマセやん小澤。”👍7
“別に3戦目の若手選手とやるなら妥当じゃないですか? こういう売り出し中の選手とベテランのマッチメイクは格闘技見てたらよくある事。”
それでも、批判的な視線を向けていた人たちも含め、コメント欄が最終的に一致して称えたのは小澤の姿勢だった。
“どんなに打たれても前に出る。 小澤さん、ホントに素敵です(涙) でも無理はしないで…”
- “小澤さん40代に見えない!若くパワフル!闘争心もすごい!”👍49
- “小澤選手の気持ち、良かったで。 正直パンチもへなちょこだけど、 前に出る姿勢感動した”👍92
- “木村選手はあっぱれ。 小澤選手の絶対負けないという闘争心にも感動しました。”👍16
- “全俺が泣いた! 小澤選手 良く頑張った!”👍19
決着の瞬間、リング上で目を引いたのはもう一つの光景だった。
“可愛くマイクでしめようとする木村と固まる女性レフェリー。このレフェリーの判断があった事が、この試合の良心。素晴らしいレフェリー。”
- “試合終わってからインタビュー行くまでとてとてリングの中行ったり来たりしてんのかわいい”👍9
こうした小澤への敬意は、日本語コメントだけのものではなかった。
“そうだね、心からリスペクトする。決してずば抜けて強い選手というわけじゃないけど、生活のために長く戦い続けてきた。それだけで十分尊敬に値するよ。👍”
- “木村選手は客が呼べる選手だね。スターになるね。”👍26
木村萌那はこの日、蹴りだけでなくパンチでも仕留められることを証明し、キックボクシング転向後3連勝を飾った。マッチメイクを巡る賛否は最後まで交わることはなかったが、40代で意地を見せ続けた小澤聡子への敬意という一点でだけは、コメント欄の空気が珍しく揃っていた。
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