
大谷翔平が血豆と膝に耐え6回、ロバーツが代打起用の真意を語る【海外の反応】
Dave Roberts on Ohtani's outing: the blister, the knee, and the pinch-hit call
“――大谷を代打に送った決断には、相当な熟考があった?それとも『ベンチにこの男がいる、使わない手はない』という感覚? 「どちらかと言えば、彼ならホームランを打てる、というのが大きい。本人とも話して、『打席に立つのはまったく問題ない』と言ってくれた。あのイニングで彼を打席に送れる唯一のチャンスだったから、『この弾を使おう』と思ったんだ。それでもマンシーやワードォは後に残してある。もしリードしてたら、その弾を撃ってたか?……たぶん、可能性は低かっただろうね。でも本人が打てる感触だと言うなら、1点リードだろうが1点ビハインドだろうが、大したコストじゃない」”
大谷翔平が血豆の出血と膝の違和感を押して6回を投げ切り、ドジャースがレイズに競り勝った一戦——試合後、デーブ・ロバーツ監督が会見でその舞台裏を語った。無死満塁の最悪の場面をしのいだ守備、フレディ・フリーマンの大きな一打、そして“6回を投げ終えた大谷をなぜ代打に送ったのか”という采配の真意。スイーパーのキレ、ダーマボンドが取れて終盤に出血した血豆の状態、次回登板の可否、直近2登板で崩れたイニングへの率直な見方まで、淡々と言葉を重ねていく。そして会見を締めくくったのは、野球から少し離れた意外な話題だった。
ピックアップコメント(全 7 件から抜粋)
- デーブ・ロバーツ
「アレックスがいい球を投げてくれた。効率的とは言えなかったけど、ここぞという場面でしっかり投げ切った。無死満塁で迎えたあの3つの打席——あれ以上ない最悪の状況だったけど、何とかあのイニングを乗り切れた。そして選手たちの反応がうちの攻撃に火をつけた。ダルトンが粘って四球を選んで、フレディがでっかい一本。本当はもっと加点すべきだったけど、なんとか勝つ方法を見つけたよ。ショウヘイのイニングではちょっとした混乱もあってね——フレディが二塁に進んで、ショウヘイがどうこうで、相手に余計なアウトを1つあげてしまった。でも、ショウヘイを6回まで投げさせられたし、ブルペンも素晴らしかった」
Alex made a pitch — certainly wasn't efficient, but he made a pitch when he needed to. Those three at-bats, the bases loaded, nobody out — that was as bad as it gets. Fortunately we weathered that inning. And the way the guys responded spurred our inning: that Dalton at-bat, getting the walk, and Freddie obviously with a big hit. We should have tacked on more, but we found a way to win. There was a little confusion in the Shohei inning — Freddie going to second, then Shohei thinking that — so we kind of gave them an extra out there. But to get Shohei through six innings, and I thought the bullpen was great.
- デーブ・ロバーツ
――球数と血豆のことを考えると、6回に大谷をマウンドへ送り出すことにためらいはあった? 「球数は問題ないと思った。少し考えはしたけど、マーク(プライアー投手コーチ)と話して、ショウヘイを見ても球はまだ良かった。もう1イニング行ければ、残り3イニングで使う投手を減らせる——そう感じたんだ。そして、それがうまくいった」
Q: Was there any hesitation about bringing Ohtani back out for the sixth, given the pitch count and the blister? I thought the pitch count was good. I thought about it, but talking to Mark and watching Shohei — the stuff was still good — I just felt like if we could get him through another inning, it would shorten who we'd need to use for the last three. And it worked out.
- デーブ・ロバーツ
――5回までゼロを並べて、1イニングだけ崩れた。今日の球そのものはどう見た? 「球は良かったと思う。スイーパーは、いつもほどの“見えない、空振りを奪う”キレではなかったけどね。それでも彼は、イニングをやりくりして、ここぞの場面で必要な球を投げる術をいつも見つける。膝の影響で、まだ投球フォームを少し調整しながら投げてたんだと思う」
Q: He had five zeros and then one rough inning — what did you make of his stuff today? I thought the stuff was good. The sweeper wasn't as lights-out, swing-and-miss as we've seen. But he always finds a way to manage innings and make pitches when he needs to. I think he was still working through some delivery stuff with the knee.
- デーブ・ロバーツ
――この先オフ日が何日かある。膝と血豆を考えると、登板間隔を空けて余分に休ませることも考える? 「あり得るね。うちは“ダーマボンド”(医療用の皮膚接着剤)を使ってるんだけど、今日はそれが取れたのか、使わなかったのか……それで終盤に出血したんだ。だから今のところ、次の登板を回避する理由は見当たらない——来週の水曜か木曜かは分からないけどね。この先、休ませる可能性はあるかって?あり得る。でも今は良い状態だと思うし、今日も無事に投げ終えた。うちの多くの選手と同じで、調子が良くて、きちんと休めば、結果はついてくる。結局のところ、体の状態が良いんだ」
Q: With a couple off-days coming, given the knee and the blister, is there a way you'd think about giving him some extra rest between starts? Potentially. We do this Dermabond, and today I don't know if it came off or he didn't use it — that's what spurred the bleeding late. So right now I don't see why he won't make his start; I don't know if it's next Wednesday or Thursday. Down the road, could it happen? Potentially. But right now I think we're in a good spot, and today he came out of it well. Like a lot of our guys, when they feel good and get their rest, production follows. At the end of the day, his body feels good.
- デーブ・ロバーツ
――最初の10登板はどのイニングも1点以上は許さなかった。でも直近2登板は、崩れたイニングが2つあった。これをどう見てる?避けられないこと? 「ピッツバーグでは、あと1アウトで7回1失点ってところだった。左打者にライト線へ二塁打を打たれて、あれで2点入ったと思う。今日も、うちがきちんとプレーして、マリンズの打球で余計な塁を与えなければ、4失点はしてないはずだ。それともう1本、パラシオスの当たりがちょうど野手の間を抜けてね。だから、そんなに深刻には捉えてないよ——というか、大谷が永遠に1点も取られないなんて、誰も思っちゃいないだろ」
Q: His first ten starts, he never gave up more than a run in an inning. His last two starts, he's had a couple innings where things got away. What do you see happening — is that just inevitable? In Pittsburgh he was one out away from going seven innings on one run. He gave up a hit to the lefty down the right-field line — the double — which drove in two. Today, if we execute and don't give up the base on the Mullins ball, I don't think he gives up four. And there was another Palacios ball that just had eyes. So I don't necessarily think too much of it. I mean, I don't think anyone expected him to just never give up runs.
- デーブ・ロバーツ
――サッカーのユニフォームをたくさん見かけました、特に日本から。ワールドカップは追ってますか? 「ちょっとはね。オフィスでも流れてるよ。観るのは大好きなんだ」 (※血豆も膝も語り尽くした試合後会見、その締めはまさかのサッカーW杯トーク。スタンドには日本から来たユニ姿のファンも多かったらしい)
Q: I saw a lot of soccer jerseys, especially from Japan. Are you following the World Cup? I'm following it a little bit — it's on in my office. But I just love watching, you know.
【監督コメント】ロバーツ監督、大谷の決勝弾とロブロスキ快投を語る
“――今夜、一番うれしかったことは? 「一番うれしかったのは、ロボ(ロブロスキ)が最後まで打者に向かっていき続けたことだね。それに見ての通り、すごくテンポの速い試合だった。試合運びが素晴らしくて、リズムがあったよ。ラスマッセンも非常に良い投手だ。対戦する機会は少ないが、この男は一流だよ。そんな中で、ショウヘイの一発で活路を見出して、1-0の昔ながらの野球を、しかも2時間を切る試合で勝ち切った……本当に、参加していて楽しいゲームだったよ」”
この記事を読むほかのまとめも読む
- 大谷翔平
MLB海外ドジャースファンと見るMLBYouTube海外ドジャースファンと見る 2026.6.23 ドジャース対ツインズ
1番・大谷の先頭打者ホームラン(今季17号=通算30度目の先頭打者弾)で先制したドジャースが、ツインズを2-1で振り切り、ナ・リーグ最速で今季50勝一番乗り。デーブ・ロバーツがオープナーを挟んで継投したラウアーが好投し、僅差を投手陣で守り切った試合だった。公式ハイライトのコメント欄は、まず『なぜ長打力のある大谷を3番4番ではなく1番に置くんだ?』という打順論争に火がつき、そこへ50勝到達を祝う声、オープナー起用の妙を讃える声、不在・不振のタッカーを皮肉る『アレックス・コール > カイル・タッカー』といった軽口が重なる。最後は、冒頭の『なぜ1番なのか』という素朴な疑問に、データで理路整然と答える一人のファンの解説で記事がきれいに閉じる。
コメント 21 件 - #監督コメント
MLBMLBYouTube【監督コメント】ロバーツ監督、代打弾ロハス&復活ラウアーを語る
6/16のレイズ戦を1点差で競り勝ったドジャース。デーブ・ロバーツ監督が試合後会見で、代打で勝ち越しソロを放ったミゲル・ロハスと、序盤3失点から立ち直り6回を投げ切ったエリック・ラウアーを語った。ロバーツは、ラウアーに『初回から救援投手のメンタリティで攻めろ』と伝えた会話を明かし、ベッツやタッカーの好守が自信を後押ししたと振り返る。話題は、ベンチ役を受け入れたロハスのリーダーシップ論、『球界一のベンチ』を目指すチーム文化、不振の打者が少しずつ心を開いてきた手応えへと広がっていく。終盤は本塁付近に現れた“珍客”の話から、卒業式に出席した私的な余談まで、勝利後の上機嫌がにじむ会見になった。最後はあの一言で締まる。
コメント 12 件 - #デーブ・ロバーツ
MLB海外ドジャースファンと見るMLBYouTube海外ドジャースファンと見る 2026.6.15 ドジャース対ホワイトソックス
ドジャースがホワイトソックスに敗れた一戦。前日に山本由伸がノーヒッターまであと一歩の快投を見せた翌日、この日はブルペンが試合を壊し、打線も沈黙して連勝が止まった。現地ファンの怒りはとにかく救援投手ドライヤーに集中し、『打撃練習の投手か』『1イニングすら抑えられないのか』と総ツッコミ。一方で『無得点の打線の方が悪い』『長いシーズン、プレーオフ級2チーム相手の遠征3勝3敗なら上等』と冷静派もいて、温度差がそのままスレに出た。ソックスファンは『1959年WS敗戦の仇だ』と便乗で盛り上がり、メンドーサラインをやっと超えたベッツもいじられる始末。最後は“ある三人”を引き合いに出した一言で妙に締まる。
コメント 53 件 - #大谷翔平
MLBMLBYouTube8/2 山本8回3失点も無援護で黒星・大谷1安打・鈴木誠也1打点|きょうのMLB日本人選手
山本由伸が8回4安打3失点3奪三振と粘るも、10安打で2点の打線に援護なくドジャースは2-3で敗戦。大谷翔平は3打数1安打1四球、鈴木誠也は1安打1打点でカブスが勝利した。ET 8/1に出場した日本人7人の結果と、スクーバル移籍報道で沸いた現地の反応を1本で。
コメント 630 件
