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差0.3て書いた3日後に、1位の名前が替わってた
コラム · MLB

差0.3て書いた3日後に、1位の名前が替わってた

コラム2026/07/27 14:45

Board Check: Three Days After 0.3, the No. 1 Names Changed

MVP=ピート
カブス対パイレーツ戦・MLB公式ハイライトのコメント欄・いいね24

前号で、どのレースを見ても差が0.3て書いた。あれから3日しか経ってない。なのに今日の夕方の更新でボードを開いたら、MVPの1位から大谷の名前が消えてた。次の定点は2週間後とか悠長なことを言ってる場合じゃなくなったので、予定を繰り上げて臨時号。

0.3て書いた俺の目の前で、1.1になった

前号のMVPの章で、物差しをWARだけにするなら実はもう逆転されてる、でもボードの1位は大谷のまま、て書いた。その1位が替わった。クロウアームストロング、通称PCAがスコア94.6で1位。大谷は93.5で2位に下がった。あんなに互角互角言ってたWARは、PCAがこの3日で6.3から7.0まで積み上げて、5.9で足踏みの大谷との差は1.1。0.3の攻防を眺めてたはずが、気づいたらこれだからね。

何があったかは週末のパイレーツ戦を見れば済む。5打数4安打、二塁打2本に23号、ついでに盗塁まで決めてる。ハイライトのコメント欄はMVPCAてコールで埋まってて、PCAって今リーグ最高選手か?て真顔の質問まで出てた。しかもwRC+。前号で二人ぴったり149の同点、打撃の価値は完全互角て書いたやつが、156対144まで割れてた。俺の3日前の原稿、もう遺跡じゃん。

ついでに言うとア・リーグのMVPボードも、アルバレスが下がってディングラーが1位に立ってた。MVPは両リーグ同時に1位交代。書いた数字が古くなるのは定点観測の宿命だと思ってたけど、3日で全とっかえは早すぎるだろ。でもこの瞬間に立ち会うために、ボードを毎日回してるんだよな。

山本、0.3を詰めるどころかスキーンズごと抜いてた

前号で俺が毎日見てた場所は、サイヤングボードの3位スキーンズと4位山本の間、差0.3。この3日で、その構図ごと消えた。山本は週末のメッツ戦で11勝目、防御率も2.72まで下げて2位に浮上。スキーンズは同じ日に5.1回5失点で防御率が3.65まで跳ねて、5位まで落ちた。0.3を詰める競争を見てたのに、詰める相手のほうがいなくなった。

あの山本ってやつ、本当に別格だよ。
ドジャース対メッツ戦・MLB公式ハイライトのコメント欄・いいね42

この試合は日米通算100勝の節目でもあって、コメント欄にはお祝いも並んでた。で、浮上した先の景色がまた渋くて、すぐ後ろにサンチェスが79.2。山本は79.4だから、差は0.2。その下にセールの78とスキーンズの77.4もいて、2位から5位まで2点の幅に4人詰まってる。1位のミシオロウスキーだけが92.5でまた別世界。前号でWHIP0.77は競う数字じゃなくて眺める数字て書いたら、0.75になってた。上はどんどん遠くなるのに、真ん中はどんどん狭くなる。

0.3から解放されたと思ったら今度は0.2て。この定点、俺の胃に良くない。でも週末のたびに席順が入れ替わる賞レースなんて、こんな贅沢な観戦は無いんだよ。

全部動いた3日間で、ひとつだけ動かない数字

サイヤングボードの下のwatch枠、規定投球回に足りない投手の待合室に、大谷の防御率1.79が置いてある。これ、前号から1ミリも動いてない。単に登板が無かっただけなんだけど、MVPの王座が落ちて、2位が入れ替わって、ボード中の数字が書き換わった3日間で、この1.79だけが静止してる。台風の目ってこういうことか、て眺めてる。

次に大谷がマウンドに上がれば、この止まった数字も動き出して、規定に足りた瞬間にあの団子へ横から乱入する。前号で次の定点は2週間後て書いて、3日で戻ってきた。9月の決着までに何回書き直すことになるのか、もう数えないことにした。動くから見てるんだし、動いた日に書くのが定点だからね。次も多分、予告なしで来る

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