“中谷はまだモンスター(井上尚弥)に挑む準備ができてない。あの試合を見たあとじゃ尚さらだ。”
“頭突きで試合の流れが変わったと言う人が多いけど、自分は最初のアッパーだったと思う。中谷はあれをかなり嫌がっていた。”
“不人気意見かもしれないけど、この試合が実現しなくても自分はそこまで残念じゃない。年齢差があるから、“井上が衰えるまで待った”と言われないためには、バムは準備不足のままこの試合を受けなきゃいけなくなる。
井上というモンスターに挑む前に、バムが階級に慣れたいと思うのは責められない。中谷は多くの人にバムより上と見られていて、サイズも年齢も井上に近かったのに眼窩を折られた。バムが身体的に準備できていないなら、キャリアの残りに影響しかねない試合だ。”
“正直、井上と中谷へのポジティブな評価はかなり見たよ。メディアからも、選手たちからも。中谷が今でも多くのP4Pリストで最低でも7位以内にいることが、その証拠だと思う。それに井上はP4P1位で、多くの人がそれを妥当だと思ってる。
今日も言ったけど、140ポンド未満時代のフロイドに一番近い選手は、正直井上だと思う。
フロイドも井上も、ライバル王者だけじゃなく、番狂わせを起こす要素を持った本当に危険な挑戦者とも戦う。ネリ、カルデナス、アフマダリエフ、ピカソとやるのは、フロイドがカスティージョ、バルドミール、コーリー、ンドゥと戦ったようなもの。
その階級の大きな脅威、危険で腹を空かせた選手たちを全部受けて、格の違いを見せる。フロイドも井上もそれをやった。
そこに中谷、フルトンみたいなP4P級や王者への勝利もある。ジュダー、ヘルナンデス、コラレス(RIP)への勝利に近い。
引退までに見たいのはエスピノサ戦だな。フェザーで1試合調整して、エスピノサとやってキャリアを締めてほしい。”
“井上か中谷のどっちかがデカい一発をかわすたびに、客席が『おおおっ!』ってどよめくんだよな。あれ最高。とんでもない空気だった。”
“ライオンはジャングルで一番デカい動物じゃないが、それでも王なんだ。これといい、あの体勢を崩しながらの片足アッパーといい、こういうのを練習してきたとしても驚かない。中谷はリーチが長くて距離のある相手だから、懐に入る賢い手段や、踏み込みすぎた時の対処法が要るって井上は分かってたんだろう。”
“中谷は誰よりも井上を追い込んだ。あいつもいずれ自分自身の“モンスター”になるよ。”
“中谷は黒星がついたけど、彼から失われるものは何一つない、完全な強豪だよ。この二人はあと何回かやり直して、壮大な名勝負シリーズにしてほしい。”
“いや、それはない。井上が勝った現役トップ10 P4Pは中谷の1人で、将来の殿堂入り候補はドネアと中谷の2人。
統一王者かどうかを抜きにして、メイウェザーとパッキャオの履歴を見るとこうなる。
メイウェザー:
P4Pランカー: 7人
5位コラレス
8位ハットン
2位マルケス
3位モズリー
9位カネロ
8位ゲレロ
3位パッキャオ
殿堂入り級: 上記からゲレロを除き、さらに
デ・ラ・ホーヤ
ガッティ
コット
全員がベルト持ち(メイウェザーは挑戦者側)。
次点:
ジュダー
カスティージョ(メイウェザー戦後にP4Pトップ10入り)
パッキャオ:
P4Pランカー: 7人
3位バレラ
8位〜6位モラレス(初戦は敗戦)
3位〜5位〜6位マルケス(4戦目でKO負け)
8位ハットン
7位コット
8位〜3位〜9位ブラッドリー(初戦は敗戦)
1位メイウェザー(敗戦)
殿堂入り級: そこにさらに2人
デ・ラ・ホーヤ
モズリー
次点:
マルガリート
サーマン(40歳時)
クロッティ
しかもリニアル・フライ級王者から、ウェルター級でメイウェザーに次ぐ2位まで行ってる。
つまり、それが2人の提出する履歴書なんだ。統一していなくても偉大なのはそこ。
井上は偉大か? もちろん。階級では支配的だし、フェザー級未満では最高、あるいは最高の一人と言える。でもメイ/パックの履歴は別格中の別格だ。”
“見返すと、井上は本当に素晴らしい試合をしてた。
序盤で中谷を無力化して相手のプランを崩し、4ラウンド分リードを作った。
中谷もよく盛り返して、より攻撃的な試合に移行し、次の4ラウンドのうち2〜3つは取った。
9、10ラウンドで中谷が本格的に来た時、井上は少し重く見えた。
でもそこからもう一段ギアを上げて、最後の2ラウンドを取った。
試合前は五分五分、せいぜい井上55-45くらいに見られてたカードで、かなり明確な井上の大差勝ち。
階級を上げて相手の質も上がれば、KOは減っていく。
でも間違いなく、彼のIQとボクシング技術は今も最高レベルだ。
年齢的にピークは過ぎてるかもしれないが、当てるために打ってたダブル、トリプルの連打は信じられない。”
“井上は最初から大振りの右で誘ってたんだよ。中谷の眼窩底を砕いたあのアッパーは、まさにこの瞬間のために練習してきたやつだ。”
“井上はこのパンチで中谷の眼窩底を骨折させたんだよな。”
“いや、退屈とまでは言わないけど、数ラウンドの切り抜きだけ見せて『ほら激闘だ!』ってなる流れは嫌いかな。
試合自体はかなり高度でテクニカルだったけど、本格的に動いたのは7回以降だし、決定的な出来事も中谷のカット以外はそこまで多くなかった。期待した“名勝負”そのものではなかったけど、十分いい試合ではあった。”
“つまり井上は、すでに折れてる中谷の眼窩骨を“スーパーマン・アッパー”で殴ってたってことか。うわ、痛そう…”
“井上vsフルトンと、バドvsスペンスの時に似てると思う。
実際かなり似てる。バドはP4P級のスペンスを倒して1位になった。井上も階級を上げてフルトンと戦ったのにね。
今回は立場が逆。井上vs中谷はP4P級同士だから、井上が1位でいいはず。ベナビデスは階級を上げてズルドに勝った。でも多くの人の中では、井上は今回も割を食ってる😂
どっちでもいいけど、井上に花を持たせたがらない人がいるのは面白い。”