
7/30 村上23号・岡本3安打・大谷2安打|きょうの日本人選手
Murakami's 23rd, Okamoto's 3 hits, Ohtani's 2 — Japanese Players in MLB, July 30
きょうの3行
- 村上宗隆が23号ソロ。ホワイトソックスは4点差を返して延長サヨナラ勝ち
- 岡本和真は5打数3安打2打点、大谷翔平も連日のマルチ安打——6人出て5人が安打
- 現地のざわつきは「なぜ大谷と勝負しない」。敬遠論争が再燃した
きょうの主役
村上宗隆今季23号
ホワイトソックスホワイトソックス 6-5 ヤンキース ○(延長10回)
4打数1安打 1本塁打 1打点 1四球
今季 打率.240 23本 49打点 OPS.927(本塁打MLB13位)
シカゴのファンはいま、リーグでいちばん幸せな集団かもしれない。相手はヤンキース。終盤に4点差をひっくり返し、延長10回サヨナラの6-5。ここ2年、リーグの笑いものだったチームが、である。
村上はソロの23号。スコアの上では「4打数1安打」だが、現地の第一声はその1本の“質”に集まった。押し込んだというより、払っただけに見える一発だったからだ。
“村上のあれ、どうやってんの? 手首をパチンと返しただけでスタンドまで持っていく。”
以降、説明をあきらめた人たちが続く。
- “パワーが違う💥💥💥”👍17
- “とにかくパワー。”👍18
- “言うことは二つだけ。ム・ラ・カ・ミ!!”👍7
- “村上サマ🙏”👍28
そして話題はチームの再生へ。ホワイトソックスは直近2シーズン、リーグ最悪級の成績だった。それがいま、延長サヨナラで球場が揺れている。
“ホワイトソックスは2年間リーグ最悪のチームだったのに、いまや一番おもしろくて強いチームの一つだ。完全な再生の物語だよ👏🏻”
“笑えるんだけど、このチーム、ホームランしか打たない打者と、サヨナラ打しか打たない捕手がいるんだよな。”
- “今夜のソックスのブルペンは驚異的だった!!”👍104
- “心臓に悪いホワイトソックス、またやりやがった!!”👍6
- “サウスサイド、立ち上がれ!!!”👍35
- “エンゼルスファンだけど、ソックスファンのことが心から嬉しいよ。”👍9
球場にいた人の声が、いちばん熱い。
“ソックスファンで、球場で見てた。今まで行った中で最高の試合だった。ホワイトソックスが誇らしい。ワン、ツー、スリーストライクでアウトだろうと関係ない、古き良き球場でぇぇぇ〜🎉🎉🎉❤”
一方、負けたヤンキース側は通夜である。他球団のファンまで嬉しそうに弔問に来ているのがコメント欄というものだ。
“ヤンキースファンとして、これはひどい負け方だ🤯”
“フィリーズファンとして、12連敗中のチームにスイープされて落ち込んでた。でもヤンキースが終盤に4点差を吹き飛ばすのを見て元気が出たよ。よくやったホワイトソックス🤣”
ところで、この試合のコメント欄でいちばん燃えたのは、村上でも逆転劇でもない。MLB公式がハイライトの中で、スタンドで泣いているヤンキースファンの少年を——2回も——映したことだ。
“泣いてる子どものカット、悪魔的すぎる😂”
“あの子、これから一生ホワイトソックスを憎むことになるぞ。”
- “で、大きくなってヤンキースに入団してホワイトソックスを叩きのめすんだ😅”👍2
- “負けたあとにもう一回あの子の泣き顔を映すの、控えめに言って最高に笑える😂😂😂”👍6
- “実況の「坊や、最初の2試合は勝ったじゃないか」がとどめだった😅”👍6
笑う派が圧倒的多数。ただ、ここで真顔の反論が入る。
“ヤンキースのユニを着た小さい子が泣いてるのを流すの、誰もおかしいと思わないのか?”
- “「わーい、子どもが泣いてるぞ」。この国がどうしてこんなに早く駄目になったのか、まったく分からないね。”👍1
- “うわ、かわいそうに。ホワイトソックスファンだけど、子どもが泣くのは見たくない。あとで機嫌が直ってるといいな😢”👍1
勝った夜のおまけとしては上等な、アメリカ中継倫理論争であった。そしてこの騒ぎの発端を作った男の23号は、本塁打ランキングでMLB13位。派手な夜の主役は、ちゃんと日本人だった。
残り全員、ひと言ずつ
岡本和真ブルージェイズブルージェイズ 5-2 ナショナルズ ○
5打数3安打 1二塁打 2打点
今季 打率.231 24本 68打点 OPS.761(本塁打MLB10位)
猛打賞で打線を牽引し、チームはカード勝ち越し。ただ現地のコメント欄はもっぱら、リプレー検証にもつれた際どい判定と、それに怒る実況の話で持ちきりだった。数少ない岡本評は、先発イエサベージの名前いじりとセットで。
“12:37、指がベースに触ってるだろ。何をそんなに怒ってるんだ。”
“岡本が3安打2打点2得点で打線を引っ張ってる。そしてトレイ・イエサベージ、名前のとおり“Yes, a Savage(そう、野獣だ)”で6回1失点。”
大谷翔平ドジャースドジャース 4-2 マリナーズ ○
3打数2安打 1二塁打 1打点 1四球
今季 打率.289 23本 65打点 OPS.931 / 投 8勝2敗 防御率1.79
前日の3安打に続く連日のマルチ安打で、いつもどおり塁に出続けた。ただこの試合、現地がいちばん熱くなったのは大谷が「打たなかった打席」のほう——下の「きょうの現地ざわつき」で。
“ショウヘイはリーグ最高の選手だ!”
鈴木誠也カブスカブス 2-3 カージナルス ●
3打数1安打 2四球
今季 打率.272 18本 60打点 OPS.840
出塁3つと仕事はしたが、チームは延長の末にサヨナラ負け。この試合は相手ベンチにヌートバーがいる日本人対決で、軍配は向こうに上がった。
吉田正尚レッドソックスレッドソックス 4-2 アスレチックス ○
1打数0安打
今季 打率.261 4本 19打点
この日は1打席のみで快音なし。チームは快勝した。現地コメントに吉田への言及は見当たらなかった——ので、無いものは無いと正直に書いておく。
きょうの現地ざわつき
「なぜ大谷と勝負しない」——歩かせた先の敬遠論争
ドジャース4-2マリナーズ。この夜コメント欄を占領したのは、大谷の安打ではなく四球だった。大谷を歩かせて、次打者ペイジズとの勝負を選ぶ——相手のその選択に、ファンが毎度の議論を始めたのだ。
“大谷を歩かせてペイジズと勝負する采配、どうしても理解できない。左右の相性がどうとか、そんなの関係ない。”
これに冷静派が答える。
“データがそうしろって言ってるからだよ。”
“説明しよう。大谷は「いい」んじゃなくて、本当に、本当にいい。だから、そこまで良くないペイジズに2点タイムリーを打たれる低い確率のほうを取るんだ。大谷にホームランを打たれる高い確率よりはマシだからね。”
“大谷が決めることもあれば、ペイジズが決めることもある。”
理屈はわかる。わかるが、観客が見たいのは確率ではなく大谷の打席で、だからこの議論は大谷が歩くたびに再燃する。敬遠とは、世界共通の褒め言葉である。
おまけ。この試合のもう一人の主役は、元ブルージェイズのラウアーだった。勝利投手はきょうもラウアー。
“エリック・ラウアー、また6回無失点でわずか1安打!ドジャースは出来上がった選手を買ってくるだけじゃなく、育てるのも上手いってことの証明だよ😉”
- “ラウアーが証明したな。大谷がトロント争奪戦に乗らなかったのは正解だったって。”👍9
- “そうそう、これが俺の知ってるマリナーズだよ😭”👍87
きょうの1枚 No.127

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あすの日本人
- 佐々木朗希がマリナーズ戦に先発予定(日本時間31日 11:10〜)。相手先発はブライアン・ウー
- 村上のホワイトソックスは引き続きヤンキースと(31日 03:10〜)。誠也×ヌートバーのカブス対カージナルスも続く(03:15〜)
- 岡本和真のブルージェイズはこの日試合なし
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