コラム · MLB今週のMLB総括:塩だった球宴と、ブロンクスで勝手に始まってた本当のオールスター
オールスター週間て本来は1年でいちばん浮かれていい週のはずなんだけど、今年の球宴はまさかの塩。で、その答え合わせみたいに週末のブロンクスで始まったのが、去年のワールドシリーズ再戦になるドジャース対ヤンキース3連戦。寝不足で全部追いかけた俺の、今週の総括。

コラム · MLBオールスター週間て本来は1年でいちばん浮かれていい週のはずなんだけど、今年の球宴はまさかの塩。で、その答え合わせみたいに週末のブロンクスで始まったのが、去年のワールドシリーズ再戦になるドジャース対ヤンキース3連戦。寝不足で全部追いかけた俺の、今週の総括。
MLBアスレチックスのリリーフ陣が9回・延長に大乱調となり、ダイヤモンドバックスが6-5でサヨナラ逆転勝利。コービン・キャロルは5打数1安打1盗塁と数字は物足りなかったが、チームは土壇場で勝ちきった。「メディナ投手を起用し続けたロスター管理が問題だ」という批判がA'sファンから噴出。D-backsファンは「スネークをスイープするな」の合言葉で喜びを分かち合った。
MLBエンゼルスがカージナルスを5-1で下し2連勝。アデルのホームランなど打線が機能し、投手陣もカージナルスを最小失点に抑えた。ヌートバーは4打数0安打2三振と存在感を出せなかった。カージナルスファンからは「最下位チームに2連敗」「監督を変えろ」と批判が噴出。エンゼルスファンは「プレーオフを目指せる」と久々の上昇気流を喜んだ。
MLBCJエイブラムスが今季24号を含む2本塁打4打点の大活躍でナショナルズが7点を積み上げたが、最終回にロッキーズがハンター・グッドマンの決勝弾などで逆転し8-7のサヨナラ勝利。ジェームズ・ウッドも2安打2二塁打2打点と好結果を残したが試合は逆転負けに終わった。コメント数が9件と極めて少ない試合だったが、「ナショナルズはひどかったのに惜しくも負けただけ」というシンプルな評価が残った。
MLB今井達也が6回8奪三振1失点の圧巻の投球でアストロズを5-3の勝利に導いた。マーリンズはトリプルプレー(三重殺)を記録する珍しいシーンがあったものの勝利には届かず、8連敗中の不振から抜け出せない。「今井加熱中。高校時代に全国制覇を達成した選手」と紹介するコメントも上がり、現地ファンは後半戦の浮上に期待を込めた。
MLBレンジャーズがホワイトソックスを10-0で完封。クマー・ロッカーが6回1安打の好投を見せ「ついに先発が安定してきた」と評価を上げた。ワイアット・ラングフォードの3ランも飛び出し、地区首位争いを続けるレンジャーズに期待の声が高まる。村上宗隆は3打数1安打と唯一の安打を放ったが打線全体は沈黙。ミゲル・バルガスも1安打止まりだった。現地ファンは「17ドルのチケットじゃなかったら返金を求めていた」と苦笑いするほどの完敗だった。
MLBカブスが初回に一挙6点のビッグイニングを演出しタイガースを11-2で圧倒。タイガース先発フレイムバー・バルデスが1回途中で崩れ「3,800万ドルの腕に5セントの頭」と容赦ない批判を浴びた。鈴木誠也は3打数0安打ながら3四球2打点と出塁でチームに貢献。PCA(ピート・クロウアームストロング)は三塁打を含む2安打3四球でサイクルヒット目前と大暴れ。
MLBメッツが4-0でブルワーズを完封。ブルワーズは守備のミスと走塁ミスが重なる自滅で「これがプレーオフを目指すチームのプレーなのか」とファン自身から批判が飛んだ。フアン・ソトは4打数0安打1四球と数字は出なかったが、チームは完勝。新人のソーントンが先発で好投し「メッツはソーントンとイウィングで将来が楽しみ」という期待の声も上がった。
MLBパドレスがブレーブスの先発陣を打ち崩し8-3で快勝。マチャドとタティスの長打が目立った。松井裕樹は0.2回1失点と不安定な登板となったが、メイソン・ミラーが最終回を3奪三振で締めて貫禄を見せた。「アトランタはトレードデッドラインで先発を補強しないとプレーオフ争いは厳しい」という声が目立つ。「負け越し中のパドレスに負けるとは」とブレーブスファンが嘆いた。
MLBレイズが序盤から打線爆発で12-2と大差をつけてブルージェイズを圧倒。後半戦に入っても守備・打撃・投手の全部門が崩壊した状態が続き「もうシーズン終わり。トレードデッドラインで売り時確定」とファンがさじを投げた。岡本和真は4打数0安打2三振と後半戦でも不振が継続。一方のレイズファンは「バック・トゥ・バック勝利でようやく勢いが出てきた」と久々の連勝を喜んだ。
MLBマックス・マンシーが9回に今季19号の逆転2ランを放ち、ドジャースが2-1で逆転勝利。先発ロブレスキーは6.1回1失点の好投で試合を作った。最大の話題はJTリアルミュートの前代未聞の走塁ミス――2死一塁の場面でゴロを打ちながら突然逆走し、内野陣に挟殺されてゲームセット。「35歳のベテランがどっちに走るか忘れるとは」と海外ファンが騒然となった。大谷翔平は4打数1安打2三振。
MLB岡本和真が四球を選ぶも無安打と静かな試合に終わり、ブルージェイズはレイズに敗戦。序盤から3エラーを重ねる守備崩壊に、コメント欄ではカナダのファンから「ジェイズを応援するのがリアルに辛くなってきた」「連敗中のチームはジェイズと当たれ」と嘆きの声が続出。「昨年WS2試合残しながらここまで崩れるとは」という衝撃と、「2027年が俺たちの年だ」という苦笑いの希望が交錯するコメント欄は、一言でいえばカナダの秋の気配だった。